直近5年間のリコール回数最多はBMW ベンツ・VWが続く=韓国
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2022.09.21 10:14
【ソウル聯合ニュース】韓国国会の国土交通委員会に所属する朴商赫(パク・サンヒョク)議員(野党・共に民主党)によると、直近の約5年間(2018~2022年8月)に国内でリコール(無料の回収・修理)回数が最も多かった自動車メーカーは独BMWで2702回だった。独メルセデス・ベンツが1555回、独フォルクスワーゲン(VW)が467回と、ドイツの大手が続いた。
リコール回数は、特定の日に同じ理由でリコールされた件数を国土交通部の自動車リコールセンターが車種ごとに集計したもの。
BMWのリコール回数は18年が417回、19年が684回、20年が527回、21年が703回と増加傾向にある。今年は8月までで371回となっている。
ベンツは18年が302回、19年が216回、20年が234回、21年が545回、今年1~8月は258回。フォルクスワーゲンは18年が107回、19年が58回、20年が115回、21年が85回、今年1~8月は102回となっている。
韓国完成車5社の直近5年間のリコール回数は現代自動車が162回、起亜が96回、韓国GMが51回、ルノーコリア自動車が34回、双竜自動車が8回だった。
一方、リコール台数は現代が445万2941台で最も多く、次いで起亜(285万3264台)、BMW(143万1830台)、ベンツ(73万6757台)、韓国GM(72万9973台)、ルノーコリア(38万39台)、双竜(18万1275台)と続いた。
tnak51@yna.co.kr