韓国統一部　北朝鮮軍に射殺された公務員の告別式に供花送る方針

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は２１日、２０２０年に黄海上で北朝鮮軍に射殺された韓国人男性の告別式に同部長官名義の供花を送ると発表した。

　告別式は２２日に行われ、統一部の人道協力局長が供花を届け、弔意を表する予定だ。

　海洋水産部所属の公務員だった男性は２０２０年９月、北朝鮮に近い韓国北西部の小延坪島付近で漁業指導船乗船中に行方不明となり、翌日に北朝鮮側海域で北朝鮮軍に射殺された。文在寅（ムン・ジェイン）前政権時代だった当時の政府は男性が自らの意思で北朝鮮に渡り、殺害されたと発表した。しかし、尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権発足後の今年６月、国防部と海洋警察庁は男性が越境したと断定できる根拠はないとして事件当時の発表を覆した。

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