韓国航空各社が日本路線を大幅増便 水際対策緩和で
【ソウル聯合ニュース】日本政府が来月11日から新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日最大5万人とする入国者数の上限を撤廃するほかビザ(査証)なしでの短期滞在を認めることを受け、韓国の航空各社が日本路線の運航を大幅に増やす。
最大手の大韓航空は27日、来月11日から仁川(ソウル)と成田(東京)、大阪を結ぶ路線をそれぞれ週7往復から週14往復に増便すると伝えた。
仁川―福岡線は来月14日から週3往復の運航を再開し、来月30日からは毎日運航する。仁川―札幌線は来月30日から運航を再開する。仁川―名古屋線は11月から1往復増便して週5往復とし、12月からは毎日運航する。釜山―成田線は来月13日から週4往復増やして7往復とする。
大手のアシアナ航空は来月30日から、仁川―成田線を週10往復から12往復に、仁川―大阪線を週7往復から10往復に、仁川―福岡線を週3往復から7往復に、仁川―名古屋線を週2往復から3往復にそれぞれ増便する。都心部へのアクセスに優れた金浦(ソウル)―羽田(東京)線も増便を計画している。
アシアナ航空は、新型コロナ流行前の2019年夏季には日本路線を週143往復運航していた。だが、現在はコロナと両国間のビザ免除停止による需要急減で週29往復の運航にとどまっている。来月の増便を皮切りに、年内に日本路線の運航をコロナ前の4割水準に回復させる計画だ。
格安航空会社(LCC)のチェジュ航空も来月1日から、仁川と成田、大阪、福岡を結ぶ路線をそれぞれ1日2往復に増便する。来月30日からは、2020年3月に停止した金浦―大阪線と仁川―札幌線をそれぞれ週7往復運航する。
また、LCCのエアプサンは来月11日から釜山と福岡、大阪を結ぶ路線をそれぞれ毎日運航し、17日からは毎日2往復に増便する。仁川―大阪線も来月20日から毎日運航する。
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