国連の電子政府評価 韓国1ランク下落し3位=「人的資本」が低評価
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2022.09.29 14:41
【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部は29日、国連の電子政府評価で韓国が加盟193カ国中3位に選ばれたと発表した。
韓国は電子政府発展指数評価(1点満点)でデンマーク(0.9717点)、フィンランド(0.9533点)の次に高い0.9529点だった。
韓国はオンラインサービスの水準や通信基盤環境分野で1、2位の国と同等もしくは高い評価を受けたが、人的資本のレベルは低く評価され、総合では3位にとどまった。「人的資本」の韓国の点数は0.9087点で、総合10位までの国のうち最下位だった。
国連は2002年から2年おきに電子政府発展指数の評価結果を発表している。韓国は20年にはデンマークに次いで総合2位だったが、今回はフィンランドに抜かれ1ランク下落した。
韓国は世界で唯一、10年から7回連続で3位以内に入った。今回10位以内に入ったアジアの国は韓国のみとなっている。
行政安全部は今回の結果を綿密に分析し、先進国や国際機関との協力を強化してデジタル政府をさらに発展させる計画だ。
同部の李祥敏(イ・サンミン)長官は「国民と政府、企業が共に作るデジタルプラットフォーム政府が、わが国の国際的地位をさらに高めると期待する」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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