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韓米など10カ国参加の機雷戦訓練 朝鮮半島東の東海できょうから

記事一覧 2022.10.04 11:44

【ソウル聯合ニュース】韓国海軍は4日、同日から12日まで韓国や米国、英国など10カ国が参加する多国間機雷戦訓練を南東部の慶尚北道・浦項沖の東海で実施すると発表した。

韓国海軍の機雷敷設艦「南浦」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

韓国海軍の機雷敷設艦「南浦」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 同訓練は韓国海軍の主管で2016年に始まり、今年で7回目。昨年は5カ国が参加した。韓国海軍は2回目の訓練まではメディアに内容を公開していたが、文在寅(ムン・ジェイン)政権下の18年から昨年までは非公開で実施した。

 今年は韓国、米国、英国の海軍から有人艦艇や航空機が参加する。

 韓国海軍は機雷敷設艦「南浦」(排水量3000トン級)、機雷掃海艦「南海」(700トン級)などの艦艇8隻と哨戒機P3、ヘリコプターUH60などの航空機を訓練に投入する。

 米海軍は掃海艦「パトリオット」「パイオニア」(各1400トン級)、ヘリコプターMH53Eを、英海軍は哨戒艦「テイマー」(2000トン級)をそれぞれ派遣した。

 今年は米国とニュージーランドの無人潜水艇も投入される。韓国海軍は水中に敷設された機雷探知を担う自律型無人潜水機をはじめとする無人戦力を運用する計画で、今回の訓練で無人潜水艇運用国のノウハウを学ぶ考えだ。

 ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベルギー、シンガポール、イタリア、トルコの7カ国の海軍は、爆発物処理班や連合参謀団などの人員を訓練に派遣した。

 今回の訓練で、参加国は訓練機雷の敷設、無人機雷処理機や掃海艦、掃海ヘリコプターを用いた機雷探知・除去訓練をはじめ、各国の爆発物処理班による海底機雷の水中爆破訓練などを実施し、機雷戦の遂行能力強化を図る。

 訓練終了後、13日には韓国南部にある海軍の釜山作戦基地で在韓米海軍司令部主管の機雷戦に関するシンポジウムが開かれる。機雷戦訓練の参加国に日本とコロンビアを加えた12カ国から約60人が出席する。

tnak51@yna.co.kr

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