米原子力空母が朝鮮半島東の東海に再展開へ 北ミサイル受け
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2022.10.05 13:38
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は5日、韓米合同演習を終えて韓国の海域を離れた米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」(10万3000トン)が同日に朝鮮半島東の東海に再び展開する予定だと発表した。
ロナルド・レーガンを中心とする空母打撃群の朝鮮半島への再出動は極めて異例。北朝鮮による4日の中距離弾道ミサイル(IRBM)発射を受けた韓米国防相の協議で決まったという。北朝鮮の度重なるミサイル挑発に対する韓米の備えを強化し、北朝鮮のいかなる挑発、脅威にも断固として対応するという韓米同盟の決然たる意志を示すものだと軍は説明している。
ロナルド・レーガンを中心とする空母打撃群は先月26日から29日まで東海で韓米海上合同演習を実施し、30日には対潜水艦戦を想定した韓米日の共同訓練に参加した。
ロナルド・レーガンは2003年に就役し、戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットや早期警戒機E2D、電子戦機EA18Gグラウラーなど航空機約90機を搭載。「浮かぶ軍事基地」とも呼ばれている。
tnak51@yna.co.kr
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