1~9月の対韓直接投資が過去最高215億ドル 製造業は152%増
記事一覧
2022.10.05 15:11
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は5日、今年1~9月の韓国に対する海外直接投資(FDI、届け出ベース)は215億2000万ドル(約3兆1000億円)で、前年同期比18.2%増加したと発表した。届け出ベースとしては同期間で過去最高となり、初めて200億ドルを突破した。
世界的なインフレに伴う利上げなど投資の不確実性が高まっているにもかかわらず、韓国に対する海外直接投資額は増加した。
産業通商資源部は、政府の投資誘致の努力と国内の安定した製造基盤、優秀な人材、革新的な技術などが過去最高実績の達成に寄与したと説明した。
実行ベースの海外直接投資は111億6000万ドルで、前年同期比6.7%減少した。
件数は届け出ベースで2498件、実行ベースでは1745件で、それぞれ前年同期比12.7%増加した。
なかでも半導体、電気自動車(EV)、二次電池などの先端産業への投資が多く、製造業への投資は前年同期比152.0%増の78億ドルを記録。海外直接投資のうち製造業が占める割合は36.2%に上った。
国別では米国からの投資が前年同期比115.9%増の71億3000万ドル、日本からは42.9%増の10億4000万ドルだった。一方、欧州連合(EU)からは55.0%減の33億ドル、中華圏からは14.9%減の43億3000万ドルだった。
ynhrm@yna.co.kr
キーワード