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脱北者の半数以上が咸鏡北道出身 多くはソウル近郊に居住=韓国調査

政治 2022.10.06 11:04

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が6日、与党「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)国会議員に国政監査資料として提出した調査結果報告書によると、満15歳以上の脱北者2万9880人のうち52.9%が北朝鮮北東部の咸鏡北道出身だった。

社会福祉活動を行う脱北者のボランティア団体(団体提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 調査は昨年5月1日から7月4日まで行われた。脱北者2461人を対象にした標本調査を基に2万9880人について推定した。

 脱北者の出身地域は、咸鏡北道のほか北部の両江道(17.9%)、東部の咸鏡南道(8.9%)と続いた。

 一方、首都の平壌は3.6%、西部の平安北道は3.0%にとどまった。

 脱北者の韓国での居住地域は首都圏(ソウル市、仁川市、京畿道)に集中しており、京畿道が30.4%、ソウル市が23.7%、仁川市が10.6%と集計された。

 脱北した主な動機としては「体制による監視統制が嫌だから」(22.8%)が最も多く、「食べ物が不足しているから」(21.6%)、「家族(子どもなど)により良い生活環境を与えるため」「お金をもっと稼ぎたいから」(それぞれ10.7%)と集計された。

 韓国での生活には76.5%が「満足している」と答えた。

 理由は「自由な生活ができるから」(30.8%)が最も多く、「自分が働いた分だけ所得を得ることができるから」(24.8%)、「北より経済的余裕があるから」(22.7%)などと続いた。 

 韓国での生活に満足できない理由としては「家族と離れて暮らさなければならないから」(29.8%)が最も多かったが、「競争が激しすぎるから」(19.7%)、「脱北者に対する韓国社会の差別・偏見のため」(16.5%)などの回答も少なくなかった。

 脱北者のうち、賃金労働者の直近3カ月の平均賃金は227万7000ウォン(約23万2000円)だった。2020年の調査(216万1000ウォン)からはやや増えたが、一般国民と比べると約45万7000ウォン少なかった。

 経済活動参加率(61.3%)と就業率(56.7%)は20年よりそれぞれ1~2ポイント上昇し、失業率は7.5%で20年に比べ1.9ポイント改善した。

 就業者の業務内容は単純労働が26.8%で最も多く、業種別では製造業が20.0%で最も大きな割合を占めた。

 脱北者が必要とする支援は就職・起業支援が24.8%で最も多く、医療支援(20.6%)、住宅関連支援(13.6%)、教育支援(12.3%)の順となった。

ynhrm@yna.co.kr

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