韓国与党 37歳前代表を追加処分=党員資格停止1年半に
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2022.10.07 09:58
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「国民の力」の中央倫理委員会は7日、李俊錫(イ・ジュンソク)前代表(37)に対し党員資格停止1年の懲戒処分を決定した。
李氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領を「羊頭狗肉」「新軍部」などと非難したことで、倫理委の追加懲戒審議の対象になっていた。性接待を受けた証拠の隠滅を教唆した疑惑を巡って7月に受けた党員資格停止6カ月の懲戒処分と合わせ党員資格停止が1年6カ月となり、来年6月までが任期の党代表職を事実上失うことになった。
また、2024年4月に実施される総選挙に党の公認を受けて出馬するのも事実上不可能になったとの見方も出ている。
倫理委は前日午後7時から会議を開き5時間以上にわたる議論の末、懲戒処分を決定した。党員資格停止処分は同委員会の決定後、即時に効力が発生する。
党内では倫理委が李氏に対し最も重い「除名」または除名と事実上同じ効果がある「離党勧告」の決定を下すと予想する声もあったが、懲戒処分を巡り李氏が裁判所に仮処分を申し立てる可能性や批判世論などを意識して強硬姿勢をとらずに、李氏の次期総選挙への出馬を困難にするレベルの処分を下したのではないかとの見方が出ている。
hjc@yna.co.kr