尹大統領の支持率２９％　３週ぶり上昇

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが７日発表した調査結果によると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の支持率は前週比５ポイント上昇の２９％、不支持率は２ポイント下落の６３％だった。

　支持率は前週まで２週連続で下落し、前週は２４％で就任後の最低に並んだが、３週ぶりに上昇に転じた。

　尹大統領を支持する理由、支持しない理由とも、「外交」がトップに挙がった。

　支持の理由としては、「外交」との回答が１２％で前週比４ポイント上昇し、次いで「一生懸命やっている・最善を尽くしている」（９％）、「前政権の克服」（８％）、「全般的によくやっている」（６％）などと続いた。

　不支持の理由は「外交」（１５％）、「経験と資質の不足・無能」（１４％）、「全般的によくやっていない」（９％）、「不注意な発言」「意思疎通が不十分」（それぞれ７％）などが挙がった。

　尹大統領の訪米時の低俗発言を巡っては、「不注意な失言で自ら論争を招いた」との回答が６３％、「メディアが事実と異なる報道で論争を誘発した」は２５％だった。

　政党支持率は保守系与党「国民の力」が２ポイント上昇の３３％、革新系最大野党「共に民主党」は４ポイント下落の３２％だった。革新系野党「正義党」は４％、無党派層は３０％だった。

　調査は４～６日、全国の成人１００２人を対象に実施された。

tnak51@yna.co.kr