北ミサイル発射受けNSC開催 安保理決議に違反と非難=韓国
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2022.10.09 09:43
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が9日未明に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射したことを受け、韓国の国家安保室は同日朝、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急開催した。
韓国大統領室によると、NSCでは北朝鮮の度重なる中距離・短距離弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反するものであり、朝鮮半島と域内の緊張を高める行為だと強く非難した。また、北朝鮮の挑発行為は国際的な孤立や対北朝鮮制裁、国民生活の悪化を深め、体制の不安を招くと改めて警告した。
また、軍の対応体制を徹底し、米国の戦略資産の展開を含め韓米の合同軍事演習や韓米日の安全保障協力を通じ、対北朝鮮抑止や連合防衛体制を一層強化することを確認した。
韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が同日未明、東部の江原道・文川付近から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。
kimchiboxs@yna.co.kr