韓日・韓米高官が北朝鮮の挑発を「強く非難」 電話協議で憂慮表明
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2022.10.14 14:43
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、同部で北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長は14日午前、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とそれぞれ電話協議し、北朝鮮の挑発行為を非難した。
金氏は、北朝鮮が前月末から異例の高頻度で弾道ミサイルを発射しており、この日未明も短距離弾道ミサイルの発射、朝鮮半島東西の海上に設けた緩衝区域への砲兵射撃、軍用機約10機の飛行禁止区域への接近を立て続けに強行し、朝鮮半島と地域の緊張を高めていると指摘した。特に海上緩衝区域への砲兵射撃は南北軍事合意に違反すると批判した。
韓米日の3高官は、こうした北朝鮮の挑発行為が朝鮮半島と地域、国際社会の平和と安定を脅かしているとして深い憂慮を表明。北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反するとし、挑発の継続を強く非難した。
北朝鮮の挑発は韓米日を含む地域の安全保障協力の強化につながるだけと強調した上で、北朝鮮に挑発の即刻中止と対話への復帰を求めた。
mgk1202@yna.co.kr