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北朝鮮 午前に続き午後にも海上緩衝区域に砲撃=韓国軍が警告通信

記事一覧 2022.10.14 20:13

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が14日未明に続き、同日午後5時ごろから朝鮮半島の東西の黄海・東海に設けられた緩衝区域に砲兵射撃を実施した。韓国軍合同参謀本部が発表した。

2020年3月、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した砲兵部隊の「砲射撃対抗競技」の様子=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

2020年3月、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した砲兵部隊の「砲射撃対抗競技」の様子=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 合同参謀本部によると、北朝鮮は14日午後5時ごろから朝鮮半島東の東海に約80発、午後5時20分ごろから黄海に約200発の砲兵射撃を実施したもようだ。着弾地点は2018年9月に結んだ南北軍事合意によって設定された海上の緩衝区域であり、韓国領海への着弾は確認されていないという。

 韓国軍は北朝鮮側に対しこれらの砲兵射撃が南北軍事合意違反であるとし、直ちに挑発を中止するよう警告通信を複数回実施した。

 合同参謀本部は「北の相次ぐ挑発は朝鮮半島だけでなく、国際社会の平和と安定を損なう行為であり、厳重に警告するとともに即刻中止を強く求める」と表明した。

 北朝鮮はこの日未明にも、午前1時20分ごろから同25分ごろまで南西部の黄海道から黄海に向け約130発、午前2時57分ごろから3時7分ごろまで南東部の江原道から東海へ約40発、それぞれ砲兵射撃を実施した。

 13日午後10時半ごろから14日午前0時20分ごろにかけては、北朝鮮の軍用機約10機が有事に備えて韓国軍が北朝鮮上空に設置している「戦術措置線」より南の空域を威嚇飛行した。

 さらに14日午前1時49分ごろ、平壌・順安付近から東海へ短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を発射した。飛行距離は約700キロ、高度は約50キロ、速度はマッハ6(音速の6倍)程度とみられている。

yugiri@yna.co.kr

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