韓国 けさのニュース(10月17日)
◇カカオなど障害続く 企業の責任軽視指摘も
データセンターの火災により15日に韓国最大のコミュニケーションアプリ「カカオトーク」などで発生した接続障害は、17日午前になっても一部機能で続いている。月間ユーザーが4750万人に上る「国民的メッセンジャー」の地位を築いたカカオトークは市場を独占してグループ会社を増やし急成長したが、規模に比べて責任を軽視しているという指摘が出ている。政府も今回の事態を非常に重く受け止めていると強調し、迅速な収拾を支援するととともに補完策の準備に乗り出した。
◇韓国軍 北朝鮮核・ミサイル想定の野外機動訓練開始
韓国軍は17日、北朝鮮の核とミサイルなどを想定した定例の野外機動訓練「護国訓練」を始めた。南北軍事合意違反に当たるさまざまな挑発行動を行っている北朝鮮が同訓練を口実に新たな挑発に出る可能性が高く、韓国軍当局は監視・対応体制を強化した。訓練には陸・海・空軍と海兵隊が参加する。28日まで前線地域を含む各地で行われる。訓練は毎年下半期に実施されており、軍事対応体制の維持や合同作戦遂行能力の向上に焦点が当てられる。
◇Stray Kids新譜 2作連続ビルボード1位
男性グループ、Stray Kids(ストレイキッズ)が7日に発売した7枚目ミニアルバム「MAXIDENT」が、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得する見通しだ。ビルボードが16日(現地時間)、予告記事で発表した。Stray Kidsの1位獲得は3月に発表した前作「ODDINARY」に続き通算2作目。2作以上で1位を獲得するのは、K―POPアーティストではBTS(防弾少年団)に次いで2組目となる。
◇即席麺食べる回数 週平均1.7回
韓国農水産食品流通公社(aT)の報告書によると、昨年に即席麺製品の購入経験のある15~65歳の500人を対象に行った調査の結果、即席麺を食べる回数は週平均1.7回だった。男性は20代と50代、女性は30代と40代が最も多く即席麺を食べていた。即席麺を最もよく食べる時間帯は昼休みだった。韓国の即席麺小売市場の規模は約2兆ウォン(約2060億円)でメーカーは農心が約半分を占め、製品は同社の「辛ラーメン」が市場シェア1位だった。
◇新規コロナ感染者 1万1040人
中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1万1040人増えたと発表した。重症者は248人、新たな死者は11人だった。