金正恩氏が党幹部養成機関で講義 「唯一指導体制」強調
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2022.10.18 10:39
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が17日に平壌の党幹部養成機関、労働党中央幹部学校を訪れて記念講義を行ったと報じた。
正恩氏は「わが党は80年近くの執権史を100年、それ以上に限りなく続けていくべき責任的な時期に直面している」と述べ、これに向け同校が非常に重い任務を負っていると指摘した。そのうえで、最高指導者による「唯一領導(指導)体制」の強化を訴え、不正・腐敗の克服を求めた。
労働党中央幹部学校は党幹部養成のための最高教育機関で、1946年に設立された中央党学校(後に金日成高級党学校に改称)を前身とする。2020年に開かれた党中央委員会政治局拡大会議で金日成高級党学校が官僚主義、不正・腐敗行為で批判を受け、解散させられた後、中央幹部学校に改称したとみられる。
tnak51@yna.co.kr