韓国軍制服組トップきょう訪米 米・日と北朝鮮対応を協議
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2022.10.18 10:43
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部によると、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長が18日から23日まで、米国のミリー統合参謀本部議長の招きで訪米する。韓米、韓米日の制服組トップが集まり、近ごろ挑発を重ね、7回目の核実験実施も近いとみられる北朝鮮への対応を協議する。
金氏は19日午前(米東部時間)にワシントンで開催される韓米軍事委員会(MCM)に出席する。朝鮮半島と地域の安全保障状況に関する認識を共有し、連合防衛体制の強化、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への条件に基づいた移管などを話し合う。
20日午前にはミリー氏、日本の山崎幸二統合幕僚長と韓米日3カ国の制服組トップによる会談を開き、朝鮮半島の安保環境や多国間の協力と訓練、地域安保の課題などを協議する。
3カ国制服組トップの会談は2010年から対面とテレビ会議方式で年1~2回行われている。前回は3月31日に会談し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などを発射した北朝鮮の動向と北東アジアの安保情勢を取り上げ、北朝鮮対応での協力策を話し合った。
金氏は21日に米戦略軍と宇宙軍の各司令部を訪れる。米国の拡大抑止の実行力向上と北朝鮮の核・ミサイル脅威への抑止・対応力強化に向け、韓米間の部隊の戦略的連携と協力拡大を議論する予定だ。
mgk1202@yna.co.kr