韓国とベトナムが外相会談 「包括的戦略的パートナー」に関係格上げへ
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2022.10.18 20:10
【ハノイ聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は18日、ベトナムの首都ハノイで同国のブイ・タイン・ソン外相と会談した。会談で両氏は、両国が国交樹立から今年で30年になることを機に従来の「戦略的パートナー関係」を「包括的戦略的パートナー関係」に格上げすることで合意。両国首脳による会談でこれを公式化することで一致した。
包括的戦略的パートナー関係は最高レベルの対外協力関係で、ベトナムが同関係にあるのは中国、ロシア、インドの3カ国。
両氏はまた両国関係の格上げを機に海洋安全保障の能力強化に向け、国防·安保分野での協力をさらに拡大することを申し合わせた。
朴氏はベトナムに進出した韓国企業について両国の経済協力において重要な役割を担うとし、経営活動を円滑に行えるようベトナム政府に積極的な関心と支援を要請した。
これに対してソン氏はベトナム経済と両国の経済協力における韓国企業の貢献を高く評価。積極的に支援すると応じた。
また朴氏は北朝鮮の非核化に向けた韓国政府の努力を説明し、朝鮮半島の平和と安定に向けたベトナムの持続的な支持と協力を求めた。
ソン氏は朝鮮半島の平和と安定はベトナムの国家利益にも合致するとし、朝鮮半島の非核化と持続可能な平和のための韓国政府の努力を引き続き支持すると表明した。
yugiri@yna.co.kr
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