ポーランド向け自走砲K9と戦車K2 メーカーが初出庫=韓国
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2022.10.19 16:05
【ソウル聯合ニュース】韓国軍需企業のハンファディフェンスと現代ロテムが、それぞれポーランドと契約した自走砲K9、戦車K2の納品を開始した。両社は今年8月、K9、K2の輸出に向けた計57億6000万ドル(約8600億円)規模の契約をポーランド当局と締結している。
ハンファディフェンスは19日、南部の慶尚南道・昌原の事業場でポーランドに輸出するK9の出庫式を開き、最初に引き渡す24門のK9を披露した。契約に基づき計212門のK9を供給することになっており、2026年までに同国に順次納品する。
同社は「(ロシアの侵攻を受ける)ウクライナへの支援で戦力に空白が生じたポーランドは、K(韓国)防衛産業により迅速な装備の補完が可能になった」と説明している。
一方、現代ロテムもこの日、昌原の工場でポーランド向けK2の初出庫を祝う式典を開いた。
先ごろ次世代戦車の導入計画を発表したポーランドは老朽化した旧型戦車を速やかに入れ替えるため、180台のK2を優先的に導入することを決めた。この日出庫されるK2は10台で、残りは25年までに同国に順次引き渡される予定だ。
tnak51@yna.co.kr