最大野党代表の側近を拘束 収賄疑惑で=韓国検察
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2022.10.19 18:49
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地検は19日、ソウル郊外の慰礼新都市と城南市大庄洞の都市開発事業を巡り、民間事業者から計約8億ウォン(約8400万円)を受け取ったとして、政治資金法違反の疑いで金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長を拘束した。金氏は元城南市長で最大野党「共に民主党」代表の李在明(イ・ジェミョン)氏の最側近とされる。金氏は「(検察が)罪をつくり出している」として、「疑惑は事実ではない」と否定するコメントを出した。
金氏は昨年4~8月、城南都市開発公社のユ・ドンギュ元企画本部長(逮捕・起訴済み)ら大庄洞開発事業に関与した民間業者から裏金を受け取った疑いが持たれている。同時期は共に民主党が大統領選の予備選を準備していた。当時、金氏は李氏陣営で総括副本部長を務めた。
検察は金氏に対し、裏金を受け取った経緯や李氏との関連性などを調べる方針だ。
金氏は李氏が京畿道知事に就任してからは同道の報道官に起用され、今年3月の大統領選では李氏が公認候補に選出された共に民主党の選挙対策本部副本部長を務めた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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