韓国最大野党代表 大統領選資金疑惑を「真実は明白」と否定
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2022.10.20 10:23
【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は20日の緊急議員総会で、検察が19日に党本部にあるシンクタンク・民主研究院の家宅捜索を試みたことについて、「国政監査中に野党の本部を家宅捜索することは史上初めて」として、「弾圧」だと批判した。
ソウル郊外の城南市大庄洞の都市開発疑惑を捜査している検察当局は19日、昨年4~8月に同開発事業に関与した業者から計8億ウォン(約8400万円)の違法な政治資金を受け取った疑いで金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長を拘束。同院の家宅捜索のため、同院が入っている共に民主党の本部に入ろうとしたが同党の猛反発を受けひとまず断念した。金氏は李氏の最側近とされる。
検察は金氏が受け取った裏金が李氏の大統領選資金に使われた可能性を調べている。李氏は今年3月の大統領選に共に民主党の公認候補として出馬した。
李氏は同疑惑について、「真実は明白だ」と否定。「このようなでっち上げで野党を弾圧し、政権を維持しようとする考えを捨てなければならない」と強調した。
kimchiboxs@yna.co.kr