ソウル市長が五輪招致へ「国際スポーツ都市」アピール IOC会長ら招き夕食会
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2022.10.20 20:26
【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は20日、各国オリンピック委員会連合(ANOC)の第26回総会に出席するため来韓中の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら約800人を招いて夕食会を開いた。
ソウル市内のホテルで開かれた夕食会にはバッハ氏のほか、潘基文(パン・ギムン)IOC倫理委員長(前国連事務総長)、ANOCのミッチェル会長代行、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長らが出席した。
呉氏は「1988年ソウルオリンピックがあったからこそソウルが世界的な都市になり、韓国が発展することができた」とし「韓国の国民は皆、オリンピックに無限の感謝を感じている」と話した。
またソウル市はスポーツ・文化・芸術が融合した国際スポーツ都市としての市のビジョンや2024年末の着工を目指す蚕室スポーツ・MICE(国際会議や展示会)複合空間の造成事業について説明した。
ANOC総会はスポーツの国際会議としては最大規模で、今総会は18~21日にソウルの総合展示場COEXで開かれる。ソウル市は、同総会を五輪など大型スポーツ大会の招致に向けた地ならしの場とする考えだ。
ソウル市は朴元淳(パク・ウォンスン)前市長(20年7月まで在任)時代にソウルと北朝鮮・平壌共催の32年五輪を招致しようとしたが、かなわなかった。その後、36年夏季五輪の単独での招致に方向を転じた。
yugiri@yna.co.kr