韓国海軍 黄海で米軍などと大規模合同訓練=境界線での北挑発に対応
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2022.10.24 10:57
【ソウル聯合ニュース】韓国海軍は24~27日、黄海で陸・空軍と海洋警察、米軍が参加する大規模な合同訓練を実施すると明らかにした。敵の挑発に備え、合同海上作戦能力を向上させ、軍事対応体制を確立することが目的の機動訓練だ。
韓国海軍のイージス駆逐艦や護衛艦など艦艇約20隻と海上哨戒機、海上作戦ヘリコプター、陸軍の攻撃ヘリ「アパッチ」、空軍の戦闘機F15KとKF16などが参加する。米陸軍のアパッチ、米空軍の攻撃機A10なども参加する。
訓練では北朝鮮との軍事境界線に近い北西島しょや西海岸に侵攻する敵の高速艇などを探知・撃退する対特殊戦部隊作戦(MCSOF)訓練や、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)での挑発への対応訓練などを行う。
訓練は北朝鮮の核とミサイルなどを想定した定例の野外機動訓練「護国訓練」の一環として毎年開かれている。
訓練を指揮するリュ・ヒョサン海軍第2艦隊司令官は「さまざまな海上での挑発に備え、合同作戦遂行能力を向上させる目的の防衛訓練」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr