「独島体験館」 ソウルの大型モールに拡張移転
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2022.10.24 16:06
【ソウル聯合ニュース】韓国政府系シンクタンク、東北アジア歴史財団が運営し、独島の現在や歴史、自然環境などを知ることができる「独島体験館」がソウル・永登浦の大型ショッピングモール、タイムスクエアに拡張移転する。移転を記念し、25日午後にタイムスクエア広場で開館式が開かれる。
独島体験館は2012年にソウル・西大門に開館した。21年に移転事業が始まり約1年半で実を結んだ。規模も1320平方メートルと、移転前(575平方メートル)に比べ2倍以上拡大した。
体験館は、鬱陵島と一つの生活圏として認識されてきた独島の現在についてスポットを当てる「独島の現在」、年表や史料、地図、映像などで独島の1500年の歴史を紹介する「独島の歴史」、独島の東島・西島と周辺の岩、地形や地勢、動植物を紹介する「独島の自然」、独島のために取り組むべき課題に関する「独島の未来」の四つのテーマ展示館からなる。テーマ別に構成された6台の大型モニターを通じて独島に関する情報を確認できる。
また、館内に展示されている独島の模型(縮尺100分の1)は屋内の独島の模型としては最も大きい。同財団は今後、拡張現実(AR)、メタバース(仮想空間)などの先端技術も活用する方針だ。
一般観覧は26日から可能。開館時間は平日が午前10時半~午後7時、週末が午前11時~午後6時。
hjc@yna.co.kr