韓国・新韓金融の純利益が過去最高更新　前年比４２．９％増＝７～９月期

【ソウル聯合ニュース】韓国の金融大手、新韓金融持ち株会社が２５日発表した２０２２年７～９月期の新韓金融グループの連結決算によると、当期純利益は前年同期比４２．９％増の１兆５９４６億ウォン（約１６５０億円）と四半期ベースで過去最高を更新した。前期比では２０．８％増加した。

　１～９月の純利益も過去最高の４兆３１５４億ウォンで前年同期比２１．２％増加した。

　同社関係者は「利上げによる持続的な純金利マージンの改善、非運用資産の売却を通じた資本効率化の努力の結果として７～９月期の純利益が増加した」と説明した。

　ただ、非金利収入は６０９２億ウォンで前期比２８．８％減、前年同期比２３．９％減となった。これについて同社は、株式取引代金の減少で委託手数料が減少したのに加え、利上げにより債券など有価証券関連の売買・評価益が縮小したためと説明した。

　主な系列会社の純利益は、新韓銀行が９０９４億ウォンで前年同期比１９．８％増加した。新韓投資証券は７５４．４％増の３８１３億ウォン。株式投資ブームが下火となったが、社屋売却に伴い急増した。新韓カードは２．０％増の１７５０億ウォン、新韓ライフは０．８％減の９２０億ウォンだった。

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