「BTSメンバーの帽子」 ネットに出品した自称外交部職員の捜査開始=韓国
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2022.10.25 19:14
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のJUNG KOOK(ジョングク)さんのものとみられる帽子を「外交部職員」を名乗る人物がフリーマーケットサイトに出品した問題に絡み、ソウル瑞草警察署が捜査を開始したことが25日、分かった。
この人物は17日、フリマサイトに「JUNG KOOKがパスポートを作るため外交部を訪問した時に帽子を置き忘れていった」とし、帽子を1000万ウォン(約104万円)で販売すると書き込んだ。
また、自身が外交部の職員で、拾得物を届けてから6カ月間電話や訪問による問い合わせがなかったため、拾得者が所有権を得たと主張したが、実際に外交部や警察には拾得物の届け出がなかったことが確認された。
注目を集めると出品者は出品を削除し、18日にソウル郊外の京畿道竜仁市内の派出所に出頭して自首し、帽子も提出した。
また出品者の職場と推定される外交安保センターがあるソウル市瑞草区を管轄する同警察署に事件が移管された。
警察はこの帽子が実際にJUNG KOOKさんのものであれば、占有離脱物横領の容疑を適用する方針だが、出品者が遺失物を管理する職員だった場合は業務上横領の容疑が適用される可能性もあるという。
占有離脱物横領の罪は1年以下の懲役または300万ウォン以下の罰金が科されるが、業務上横領の罪は10年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金が科される。
yugiri@yna.co.kr
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