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SKハイニックス 7~9月期の営業益6割減=来年投資を5割超減

記事一覧 2022.10.26 10:13

【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手、SKハイニックスが26日発表した2022年7~9月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆6556億ウォン(約1720億円)で前年同期比60.3%減少した。半導体メモリーの市況悪化が響き、市場予想を下回った。

SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)

SKハイニックス(資料写真)=(聯合ニュース)

 売上高は前年同期比7.0%減の10兆9829億ウォン、純利益は同66.7%減の1兆1027億ウォンだった。

 売上高は過去最高を記録した今年4~6月期(13兆8110億ウォン)から20.5%減った。営業利益も60.5%急減し、営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)は15%にとどまった。

 営業利益は、韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想(1兆9808億ウォン)を16.4%下回った。 

 世界的なインフレの長期化や各国の利上げなどによりマクロ経済環境は厳しさを増している。半導体市場ではパソコンやスマートフォン向けのDRAM、NAND型フラッシュメモリーの需要が振るわない。

 SKハイニックスは、半導体メモリーの販売量と価格がそろって低下し売上高が減少したと説明した。営業利益については、最新プロセス技術の半導体メモリー製品が販売に占める割合が拡大し歩留まりも改善したものの、価格下落幅がコスト削減幅を上回ったとした。

 同社は供給量が需要量を上回る状態が当分続くとみて、来年の投資額を大幅に減らすことにした。10兆ウォン台後半と予想される今年に比べ、来年は50%以上減少する。また、相対的に収益性が低い製品を中心に生産量を減らす計画だ。データセンターのサーバー向けメモリーに関しては中長期的に需要が伸び続けると見込み、関連製品に力を入れる。

mgk1202@yna.co.kr

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