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外国人の薬物犯罪10年で6.5倍に 国籍も多様化=韓国

記事一覧 2022.10.26 11:01

【ソウル聯合ニュース】韓国で外国人による薬物犯罪が急増している。警察大・犯罪捜査研究院が26日までに公表した資料によると、外国人の薬物犯罪件数は2012年の359件から21年は2335件と約6.5倍に増加した。薬物犯罪を犯した外国人の国籍も多様化しており、12年の31国籍から21年は71国籍に増えた。

外国人による薬物犯罪が急増している=(聯合ニュースTV)

外国人による薬物犯罪が急増している=(聯合ニュースTV)

 外国人の薬物犯罪は単純使用から密輸に重犯罪化する傾向にある。

 同研究院によると、12年には外国人の薬物犯罪のうち使用が61.8%を占め、密輸は5.8%にとどまっていたが、21年は使用が44.7%に低下した一方、密輸の割合が20.5%と大幅に上昇した。

 警察庁の関係者は、不法滞在者が母国から薬物を密輸して韓国内の自国民に販売したり、一緒に使ったりするケースが増えたと話している。

 釜山警察庁は先月、ベトナム人専用のクラブとカラオケボックスで薬物パーティーを開いたベトナム国籍の薬物の売人ら外国人72人を検挙した。売人らはインターネットで合成麻薬のMDMAやケタミンを買い、SNS(交流サイト)でパーティーの参加者を募っていた。

 また、忠清南道警察庁は今月5日、覚せい剤メタンフェタミンなどの薬物を国内に大量に密輸したタイ人の薬物流通組織の元締めや組織員ら40人を検挙した。組織員らはメタンフェタミンなどをコラーゲンに見せかけてラオスから国際スピード郵便(EMS)で韓国へ持ち込み、自国民に販売したり使用したりしていた。

tnak51@yna.co.kr

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