北朝鮮 東部から短距離弾道ミサイル2発発射=韓国軍
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2022.10.28 14:18
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が同日午前11時59分ごろから午後0時18分ごろまでに東部の江原道・通川から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射したと発表した。軍当局は射程や高度、速度などを分析している。
同本部は「軍は監視と警戒を強化しながら米国と緊密に連携し、万全の対応態勢を維持している」と強調した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は今月14日以来、2週間ぶりとなる。5月に韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が発足してからのミサイル発射は14回に上る。
韓国軍は17日から北朝鮮の核とミサイルなどを想定した定例の野外機動訓練「護国訓練」を実施中だが、北朝鮮は同訓練の最終日のこの日に弾道ミサイルを発射し挑発した。訓練に反発し武力を誇示する狙いのほか、韓国軍と在韓米軍の対応体制を確認する意図もあるとみられる。
今年に入り、北朝鮮が弾道ミサイルを発射するのは25回目。巡航ミサイルは3回発射した。
韓米両軍は今月31日から来月4日まで最新鋭ステルス戦闘機F35AやF35Bなど約240機が参加する大規模な合同空中訓練「ビジラント・ストーム」を実施する予定で、北朝鮮が訓練期間中に挑発行為を行う可能性がある。
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