韓米・韓日高官が電話協議 北のミサイル発射再開を強く非難
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2022.10.28 16:24
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部で北朝鮮問題を担当する金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長は28日、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とそれぞれ電話協議し、北朝鮮が同日に弾道ミサイルを発射したことを強く非難した。
3氏は北朝鮮が2週間ぶりに弾道ミサイル発射を再開し、域内の緊張を高める挑発行為を続けていることを批判。国連安全保障理事会決議に違反する弾道ミサイル発射はいかなる理由でも正当化できないと改めて強調した。また、北朝鮮の核・ミサイル開発は韓米日を含む域内外の安全保障協力の強化につながるだけだと指摘し、挑発行為を中止し対話に復帰するよう求めた。そのうえで、国際社会の断固とした対応のため、2国間、3カ国間の連携強化を続けることで一致した。
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午前11時59分ごろから午後0時18分ごろまでに東部の江原道・通川から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。
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