北の弾道ミサイル発射受けNSC緊急開催 核実験などの可能性注視=韓国
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2022.10.28 17:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の国家安保室は28日、北朝鮮が同日に短距離弾道ミサイル2発を発射したことを受け、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急開催した。
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は同日午前11時59分ごろから午後0時18分ごろまでに東部の江原道・通川から朝鮮半島東の東海上に短距離弾道ミサイル2発を発射した。
韓国大統領室の李宰明(イ・ジェミョン)副報道官によると、NSCでは朝鮮半島と域内の緊張を高める北朝鮮の挑発行為を糾弾し、北朝鮮のいかなる挑発にも即時に対応できる軍の対応体制を確認した。
また、来週に予定されている韓米の合同空中訓練「ビジラント・ストーム」を機に連合防衛体制を一層強化する方針を確認した。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験、戦略的な挑発の可能性も注視することにしたという。
kimchiboxs@yna.co.kr