ソウル雑踏事故受け官民合同対策会議 尹大統領が来週主宰
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2022.11.01 11:22
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は1日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が来週初め、ソウルの繁華街・梨泰院で起きた雑踏事故を受けた官民合同対策会議を主宰すると伝えた。同様の事故の再発防止に焦点を当て、安全管理策を話し合う。
会議には行政安全部など関係官庁のトップと民間の専門家が出席し、事故の原因を分析するとともに外国の事例などを踏まえた制度改善策を協議する見通しだ。群集マネジメントの観点から、一般国民の反感を買うことなく群衆の安全を管理する方法を模索するとみられる。
尹大統領は前日に大統領室で開いた会合で、「今回の事故のように主催者がいない自発的な集団行事にも適用できる事故予防安全管理システムを設けなければならない」と述べていた。
大統領室の関係者はこれに関し、「道路は自治体、災害予防は消防、治安は警察がそれぞれ担っており、死角が発生した」と述べ、この3者が有機的に協力できる法的・制度的な基盤の整備が必要だと強調した。
この事故は梨泰院で10月29日夜に起きた。ハロウィーンイベントに押し寄せた多くの人が転倒し、150人以上の死者が出た。
tnak51@yna.co.kr
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