尹大統領が弔問「二度と悲劇ないよう最善」　雑踏事故現場へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１日、大統領室で閣議を主宰した後、閣僚と共に雑踏事故が起きたソウルの繁華街・梨泰院近くの緑莎坪駅広場に設置されている合同焼香所を訪れ、犠牲者を悼んだ。

　尹大統領は犠牲者に献花し、黙とうをささげた。弔問の記帳では、悲痛な思いとともに「二度とこうした悲劇がないよう最善を尽くします」との決意をつづった。

　その後、地下鉄梨泰院駅の１番出口まで徒歩で移動し、市民が付箋などに書き込んで貼り付けた多数の追悼のメッセージを見つめた。事故が起きたハミルトンホテル脇の路地も再び訪れた。

　この場所で１０月２９日夜、ハロウィーンイベントに押し寄せた大勢の人が折り重なるように転倒し、これまでに１５６人の死亡が確認された。

　尹大統領は３０日に事故現場を、３１日にはソウル市庁前のソウル広場に設置された合同焼香所を訪問した。

mgk1202@yna.co.kr