国連の北朝鮮人権非難決議 韓国が4年ぶり共同提案国に加わる
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2022.11.01 15:55
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は1日の定例会見で、欧州連合(EU)が前日(現地時間)に北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を国連総会第3委員会(人権)に提出し、韓国が賛同を示す「共同提案国」に加わったことを明らかにした。
任氏は「北の人権問題は普遍的人権の問題であり、原則に基づく一貫した対応が必要だというのが政府の立場だ。北の人権促進に向けた国連など国際社会の議論に積極的に加わっている」と強調した。
国連は同様の決議を毎年採択しており、韓国政府が共同提案国として参加するのは4年ぶり。2008年から18年まで共同提案国に名を連ねたが、17年に発足した文在寅(ムン・ジェイン)前政権では北朝鮮との関係を考慮し、19年以降は共同提案国に加わらなかった。
北朝鮮の人権問題を巡る国際議論の促進を重視する尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は今年5月の発足後、共同提案国への復帰方針を表明していた。
tnak51@yna.co.kr