韓米外務次官が電話会談 北ミサイル発射を強く非難
記事一覧
2022.11.03 11:43
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙賢東(チョ・ヒョンドン)外交部第1次官は3日午前、米国のシャーマン国務副長官と電話で会談し、北朝鮮のミサイル発射を強く非難した。今後の対応へ緊密に連携することで一致した。
両氏は北朝鮮による同日のミサイル発射に関し認識を共有し、今後の対応を協議した。
北朝鮮は前日に異例の規模で多様なミサイルを発射したのに続き、3日も長距離弾道ミサイルと推定される1発と短距離弾道ミサイル2発を発射した。趙氏とシャーマン氏は、北朝鮮が朝鮮半島だけでなく国際社会全体の平和と安定に深刻な脅威を及ぼしているとして強く非難。国連安全保障理事会の複数の決議にも明白に違反すると指摘した。
150人以上が亡くなったソウルの雑踏事故を受けて定めた韓国の「国家哀悼期間」に北朝鮮が重大な挑発を重ねているとし、人道に反する北朝鮮政権の姿を如実に表すもので、非常に嘆かわしいことだと非難した。
両氏は、韓米間で堅固な連合防衛体制を維持し、北朝鮮のさらなる挑発の可能性に徹底して備えることを申し合わせた。国連安保理としての対応など、今後の対応でも緊密に連携していくことで一致した。
またシャーマン氏は、雑踏事故について韓国国民に深いお悔やみを伝えるとし、米国人の死者に対する韓国政府の対応に謝意を示した。
mgk1202@yna.co.kr