韓中日の金融当局高官がソウルで会合 懸案を共有
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2022.11.03 18:15
【ソウル聯合ニュース】韓国、中国、日本の金融当局によるハイレベル会合が3日、ソウル市内で開かれ、共通の課題や懸案への対応策などについて情報共有を行った。韓国金融当局が伝えた。
同会合は2008年に始まり、3カ国の持ち回りで毎年開催されていたが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催されず、21年はオンライン形式で開かれた。
韓国からは金素英(キム・ソヨン)金融委員会副委員長兼証券先物委員長(次官級)と金融監督院の企画・経営担当副院長補が、日本からは金融庁の天谷知子・金融国際審議官らが出席した。
中国からは中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)の副主席がオンライン形式で参加した。
金氏は開会のあいさつで「韓中日3カ国は金融市場の変動性の高まりという共通の課題に直面しており、各国が構造的問題点を持っているだけに細心の金融政策が必要だ」と話した。
金融委は、韓中日の金融当局が現在の金融市場を見極める観点を共有し、金融政策の協力案を議論する良い機会になったと評価した。
来年の会合は日本で開かれる予定だ。
yugiri@yna.co.kr