韓日外相 北朝鮮のICBM発射受け電話協議
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2022.11.03 20:04
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した3日、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と日本の林芳正外相が電話で協議し、北朝鮮の挑発を非難した。韓国外交部が伝えた。
朴氏は主要7カ国(G7)外相会合に出席するためドイツを訪問中の林氏と北朝鮮の武力挑発への対応策を協議した。
両氏は北朝鮮が前日に前例のない規模と形態の挑発を行ったのに続いて、ICBMと短距離弾道ミサイルを発射したことについて、複数の国連安全保障理事会決議に違反する行為で国際社会の平和と安定を深刻に脅かすと激しく非難した。
また朝鮮半島と域内の緊張を高めた全責任は、国際社会の度重なる警告を無視して核・ミサイル能力の高度化に向けた挑発を続けてきた北朝鮮にあると断じた。
両氏は北朝鮮が挑発によって一段と孤立し、韓米日の安保協力を強固にしていると指摘。自らの安保環境を損ねる結果を招くだけだと強調した。
北朝鮮がソウル・梨泰院での雑踏事故を受けた韓国の国家哀悼期間に2日連続して挑発を強行したことについても人倫と人道主義に反する行為だと断じた。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午前7時40分ごろ、平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海に向けてICBMを発射。午前8時39分ごろには西部の平安南道・价川付近から短距離弾道ミサイル(SRBM)2発も東海に発射した。
sarangni@yna.co.kr