Go to Contents Go to Navigation

韓米空軍の大規模訓練は5日まで 韓国国防相「私が要請し1日延長」

記事一覧 2022.11.04 10:11

【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国は10月31日(日本時間)から実施している大規模な空軍合同訓練「ビジラント・ストーム」の期間を1日延長し、今月5日まで訓練を続ける。韓米定例安保協議(SCM)のため訪米している韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官が3日(米東部時間)の記者会見で「大統領の指針でなく、私が米国防長官に要請してもう1日延長した」と明らかにした。

米ワシントンの韓国文化院で記者会見する李国防部長官=3日、ワシントン(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

米ワシントンの韓国文化院で記者会見する李国防部長官=3日、ワシントン(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 李氏は「この訓練自体は毎年実施してきたもの」とビジラント・ストームに言及。「今回は少し規模を大きくした」と述べた後、期間延長を説明した。

 オースティン米国防長官も同日、SCM終了後の韓米の共同記者会見で「李長官とビジラント・ストームの延長を決めた。これによりわれわれの備えを強化することになる」と述べている。

 最新鋭ステルス戦闘機F35AとF15Kをはじめとする韓米の軍用機約240機が参加する大規模訓練は当初、今月4日(日本時間)までを予定していた。だが北朝鮮が3日午前に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなど挑発のレベルをさらに引き上げたことから、韓米は同日、協議した上で訓練期間の延長を決めた。いつ終了するかには言及していなかった。

 延長決定を受け北朝鮮の朴正天(パク・ジョンチョン)朝鮮労働党書記(軍事担当)は談話を発表。ビジラント・ストームの期間延長を「非常に危険で間違った選択」としながら、「取り返しのつかない重大な過ちを犯したことを思い知るだろう」と威嚇した。談話発表直後の3日夜、北朝鮮は朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル(SRBM)3発を発射した。

 北朝鮮は先月28日から今月3日までに少なくとも33発のミサイルを発射し、ビジラント・ストームへの反発を示している。

mgk1202@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。