ミサイル発射「強く糾弾」 朝鮮半島緊張の責任は北朝鮮に=韓国統一部
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2022.11.04 11:56
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部のイ・ヒョジョン副報道官は4日の定例会見で、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を巡り、「北がわれわれの定期的、防衛的な訓練を理由に威嚇と挑発を続け、朝鮮半島の緊張を高めていることを強く糾弾する」と述べた。ソウル・梨泰院での雑踏事故を受けた韓国の国家哀悼期間中の挑発強行は「人倫と人道主義に反する」とも批判した。
イ氏は「今の緊張状況が北の無謀な核・ミサイル開発によるものであることを改めて明確にする」と強調。「政府は国民の生命と安全を守るため、確固たる抑止体制を整える」とし、「挑発を即座に中止し、われわれが提案した(非核化ロードマップの)『大胆な構想』に応じるよう北に促す」と述べた。
北朝鮮は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発を含め弾道ミサイルを6発発射した。このうち短距離弾道ミサイル(SRBM)3発は、朴正天(パク・ジョンチョン)朝鮮労働党書記(軍事担当)が韓米の大規模な空軍合同訓練「ビジラント・ストーム」の期間延長に反発する談話を発表した直後に発射された。
tnak51@yna.co.kr