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北朝鮮 短距離弾道ミサイル4発を黄海に発射=韓米訓練延長に対抗か

記事一覧 2022.11.05 17:52

【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は5日、北朝鮮が同日午前11時32分ごろから同時59分ごろにかけて西部の平安北道・東林付近から黄海に向けて短距離弾道ミサイル(SRBM)4発を発射したと発表した。

3日、北朝鮮のミサイル発射のニュースが流れるソウル駅の待合室(資料写真)=(聯合ニュース)

3日、北朝鮮のミサイル発射のニュースが流れるソウル駅の待合室(資料写真)=(聯合ニュース)

 これらミサイルの飛行距離は約130キロ、高度は約20キロ、速度は約マッハ5(音速の5倍)と推定されるという。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は2日、3日に続いて今月3回目。2日には南北分断後初めて、海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の韓国側に発射。3日は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に踏み切った。

 北朝鮮の相次ぐ挑発は、韓国と米国が先月31日に開始した大規模空軍合同訓練「ビジラント・ストーム」への反発とみられる。韓米は当初、今月4日に訓練を終えるはずだったが北朝鮮のICBM発射などを受け、訓練を急きょ5日までに延長した。

 3日に訓練延長が発表されると、北朝鮮は軍事担当の幹部が談話を出し、「取り返しのつかない重大な過ちを犯したことを思い知るだろう」と対抗措置を示唆していた。北朝鮮は談話発表直後にSRBMを発射したほか、4日には多数の軍用機を飛行させた航跡が韓国軍によって捉えられている。

 北朝鮮は今年に入って33回の弾道ミサイル発射と3回の巡航ミサイル発射をメディアを通じて発表している。

sarangni@yna.co.kr

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