米ボーイングCEOが現代自会長らと面会 空飛ぶクルマ事業を協議
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2022.11.07 14:05
【ソウル聯合ニュース】米航空機大手ボーイングのカルフーン最高経営責任者(CEO)がこのほど韓国を訪れ、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長ら韓国の大企業トップや政府関係者と面会していたことが7日、分かった。「空飛ぶクルマ」と呼ばれる都市航空交通システム(UAM)をはじめとする次世代モビリティー事業での協力策を話し合ったとされる。
カルフーン氏の来韓は2020年のCEO就任後初めて。
韓国財界関係者によると、同氏は4日に現代自動車グループの鄭会長とUAM協力を話し合ったようだ。
現代自動車グループはUAMといった次世代空モビリティー(AAM)を主要な新規事業に据え、海外航空機大手と接触を図り、機体開発などでの協力を強化している。鄭氏は7月に英国で開催された世界最大級の航空展示会「ファンボロー国際航空ショー」でボーイングをはじめとする各国航空機大手の経営陣と会い、AAM事業の方向性と協力策を探った。
カルフーン氏は6日、ハンファグループの金東官(キム・ドングァン)ハンファソリューション副会長と防衛産業やUAM事業などについて話し合った。ハンファグループはUAMの商用化を目指している。
カルフーン氏は韓悳洙(ハン・ドクス)首相ら政府関係者との面会では、UAM商用化に向け規制見直しなどを要請したとみられる。
mgk1202@yna.co.kr