韓国検察 最大野党代表側近の自宅など家宅捜査
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2022.11.09 08:38
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地検は9日、最大野党「共に民主党」代表の李在明(イ・ジェミョン)氏の最側近とされる鄭鎮相(チョン・ジンサン)党代表政務調整室長の自宅などの家宅捜索に入った。
鄭氏は、ソウル郊外にある城南市大庄洞の都市開発事業に関わった城南都市開発公社のユ・ドンギュ元企画本部長らから数千万ウォン(数百万円)の違法な資金を受け取った疑いがある。
検察によると、ユ元企画本部長や大庄洞開発の民間事業者、南旭(ナム・ウク)弁護士は鄭氏に、李在明氏が城南市長に再選した2014年の地方選挙当時5000万ウォン、20年に4000万ウォンをそれぞれ手渡した。13年からは酒席での接待を繰り返し、名節のたびに高価なプレゼントを贈ったとする供述も確保した。
鄭氏は8日に政治資金法違反の罪で起訴された金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長と共に、李在明氏の最側近とされる。
csi@yna.co.kr