「大邱のあしながおじさん」に国民勲章 27年間に約2億円寄付=韓国
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2022.11.09 16:09
【ソウル聯合ニュース】韓国で27年間にわたり約21億ウォン(約2億2400万円)の寄付を行い、「大邱のあしながおじさん」と呼ばれるパク・ムグンさんが9日、ソウル市内で開かれた「2022韓国分かち合い国民大賞」授賞式で国民勲章冬柏章を受章した。
パクさんは2000年から児童福祉事業などに毎月300万ウォンを寄付し、恵まれない子どもたち約100人を支援してきた。この10年間は毎年1億ウォン以上を寄付し、「大邱のあしながおじさん」と呼ばれている。
保健福祉部、公共放送KBS、社会福祉共同募金会が共催したこの日の授賞式では、パクさんをはじめボランティア、寄付、献血などで功労を認められた134人が受賞した。
曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は「社会のあちこちで黙々と分かち合いを実践している方々に改めて感謝する」とし、「政府も分かち合いを実践する方々が社会的に認められ、日常的に分かち合いを実践する雰囲気を作るよう努力する」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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