韓米日首脳会談が確定 経済活動支えるため国際会議へ=尹大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は10日朝、翌日からの東南アジアでの国際会議出席に関し「大統領として企業の経済活動をしっかり下支えするために会議出席が不可避と判断した」と記者団に語った。東南アジアでの韓米日首脳会談の開催が確定したことも明らかにした。
尹大統領は156人が亡くなったソウル雑踏事故から間もない時期に外国での行事に出席すべきか悩んだとしながらも、「わが国民の経済生産活動と利益がかかった重要な行事のため、つらいが決定した」と述べた。
尹大統領は16日まで東南アジアを訪問し、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議や主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などに出席する。まずカンボジア・プノンペンで開かれるASEAN首脳会議に関し、尹大統領はASEANの重要性が広く認識され関心を集めていること、数万社の韓国企業がこの地域に投資するなど経済活動を活発に行っていることに触れた上で「多くの国がインド太平洋戦略を次々と発表している。私も自由、平和、繁栄を基盤とした韓国のインド太平洋戦略の原則を発表し、『ASENA国家との連帯構想』を示す」と説明した。
現地での日程について「重要な2国間会談がいくつかある」と述べ、「韓米日首脳会談は確定し、いくつかの2カ国会談も確定したか、(調整を)進めている」とした。
ロイター通信は米ホワイトハウス当局者の話として、韓米日首脳が13日にカンボジアで会談すると伝えている。
尹大統領は続いてG20サミットに出席するためインドネシア・バリ島に移動する。大統領は「G20はB(ビジネス)20という企業関係者の会議とツートラックで行われるのだが、両方の会議に出席する」と説明した。現地には2日だけ滞在し夜遅く帰国するという。
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