韓国大統領室「責任果たす」 賠償に関する法律検討着手=ソウル雑踏事故
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2022.11.13 14:57
【プノンペン聯合ニュース】韓国大統領室がソウルの竜山区梨泰院で157人が亡くなった雑踏事故を巡り、国家賠償に関する法律の検討に入ったことが分かった。
東南アジア歴訪中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に同行している大統領室高官は13日、カンボジア・プノンペンで報道陣の質問に対し「出国のときに尹大統領のメッセージを伝えた」とし、「国の無限の責任のもと、法的責任を果たすために迅速な捜査と確実な真相の確認が必要だとの話があった」と述べた。
そのうえで「遺族に対してさまざまな責任を負うが、国が法的責任を当然果たすという意志を既に明らかにした状態だ」と説明した。
尹大統領は10日の首席秘書官との会合で、「科学に基づいた強制捜査を迅速に進めて梨泰院惨事の真相を究明し、法的責任を明確にすべきだ」とし、「徹底的な真相と原因の究明、確実な司法的責任を通じて遺族が補償を受ける権利を確保しなければならない」と述べた。
hjc@yna.co.kr