雑踏事故の再発防止へ特別対策　今週から改善議論本格化＝韓国首相

【ソウル聯合ニュース】韓国の韓悳洙（ハン・ドクス）首相は１４日、１５８人が亡くなったソウルの繁華街・梨泰院の雑踏事故に関する中央災難（災害）安全対策本部の会議で、「二度とこうした不幸な事故が起きないよう特段の対策を整える」と述べた。国家安全システムの再編に向けた政府のタスクフォース（作業部会、ＴＦ）や警察大革新のためのＴＦを通じ、今週から改善策を本格的に議論すると明らかにした。

　韓氏は「（議論の過程で）専門家の意見を聴くことはもちろん、国民も加われるようにする」と述べ、国民が安全対策に関する意見を提示できる窓口を設けるよう関係官庁に指示した。

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