BTSメンバーの帽子出品した元外交部職員 横領容疑で書類送検=韓国
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2022.11.15 13:50
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル瑞草警察署は15日、人気グループ、BTS(防弾少年団)のJUNG KOOK(ジョングク)さんが紛失した帽子をフリーマーケットサイトで販売しようとした出品者を横領の疑いで書類送検したと発表した。
出品者は元外交部旅券課の職員で、先月17日にフリマサイトに「JUNG KOOKがパスポートを作るため外交部を訪問した時に帽子を置き忘れていった」とし、帽子を1000万ウォン(約106万円)で販売すると書き込んだ。
また、拾得物を届け出てから6カ月間、電話や訪問による問い合わせがなかったため拾得者が所有権を得たと主張したが、実際に外交部や警察には拾得物の届け出がなかったことが確認され、問題となった。
出品者は書き込みを削除し、翌18日にソウル郊外の京畿道竜仁市内の派出所に出頭して自首し、帽子も提出した。その後、外交部旅券課があるソウル市瑞草区を管轄する同警察署に事件が移管された。
出品者は調べに対し、容疑を認め、帽子を出品する前に外交部を退職したと供述した。
同警察署は、帽子がJUNG KOOKさんのものだったのかを確かめるためBTSの所属事務所に事実関係の確認を要請したことろ、事務所側は今月初めに「その場所(外交部)で帽子を紛失した」と返答した。
警察関係者は、調査の結果、出品者が外交部の管理職でなかったため、業務上横領ではなく横領の容疑を適用したと説明した。
hjc@yna.co.kr