飲酒検査拒否で逮捕のSHINHWAヘソン 書類送検
【ソウル聯合ニュース】韓国男性グループ、SHINHWA(神話)のシン・ヘソンさん(42)が警察のアルコール検査を拒否して現行犯逮捕された事件で、ソウルの松坡警察署は15日、シンさんを道路交通法の飲酒測定拒否と自動車不法使用の容疑で書類送検したと発表した。
シンさんは10月11日未明、ソウル・松坡区内の橋の途中で車を止めて寝入っていたところを、通報を受けて出動した警察に起こされ、アルコール検査を拒否したことから現行犯逮捕された。
シンさんが乗っていた車は盗難届が出ていたため、警察は窃盗容疑に当たるかどうか調べてきた。その結果、シンさんに車を盗む意図はなかったと判断し、窃盗ではなく、持ち主の同意なしに車を一時的に使用した場合に成立する自動車不法使用の容疑を適用した。窃盗罪に比べ量刑は半分程度となる。
警察によると、シンさんは10月10日午後、ソウル・江南区の飲食店で知人と飲酒した後、知人を家に送るために代行運転のドライバーを呼び、京畿道城南市内の知人宅まで行った。代行運転のドライバーはその近くのコンビニエンスストアで車を降り、その後はシンさんが松坡区まで車を運転した。約10キロを泥酔状態で運転したことが分かった。
シンさんが所有する車はメルセデス・ベンツの黒色のクーペ、飲酒後に乗った車は現代自動車・ジェネシスの白色のスポーツタイプ多目的車(SUV)だった。色、形とも全く異なる。
シンさんの所属事務所は逮捕のニュースが流れた直後、「飲食店の駐車係が違う車のキーを渡した」と説明したが、その後に食い違う内容が次々報じられると、法律事務所の代理人を通じて改めて釈明した。同代理人は、シンさんが利用した飲食店は駐車係の勤務時間が終わると車のキーをそれぞれの車の中に置くことにしており、泥酔状態で店を出たシンさんが手前に止まっていた車に乗り込んでしまったと説明した。かばんの中に自分の車のスマートキーが入っていたため、ドアが開いた他人の車を自分の車と勘違いしたという。
シンさんは2007年4月にも飲酒後に運転して摘発されたことがある。血中アルコール濃度は免許停止に相当する数値だった。
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