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北朝鮮がICBM「火星17」発射に事実上成功か 米本土が射程

北朝鮮 2022.11.18 16:52

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が18日午前に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、韓国の軍と専門家は米本土全域を射程に収められる飛行性能を持つとみているようだ。このミサイルは最高高度が約6100キロ、飛行距離は約1000キロと推定された。北朝鮮は今月3日に発射して2段目の分離後に正常な飛行に失敗したとみられる最新ICBMの「火星17」を再び発射したと分析される。

北朝鮮が新型ICBM「火星17」の発射場面として3月に公開した写真=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

北朝鮮が新型ICBM「火星17」の発射場面として3月に公開した写真=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 ミサイルの最高速度は音速の22倍にあたるマッハ22と推定された。これはICBMの最高速度を満たす。通常より高い角度で打ち上げたことで最高高度が6100キロとなったが、通常の角度で発射すれば飛行距離は1万5000キロ以上だったと推定される。米本土全域を攻撃できる射程だ。

 韓国軍は最高高度と飛行距離、最高速度の推定値だけを公表し、飛行時間など詳細については分析を続けているとした。

 最高高度が6100キロに達したとすれば、2段目の分離後も正常に飛行したと考えられる。ただ、大気圏再突入に成功したかどうかはまだ確認されていない。

 北朝鮮のこれまでの火星17発射はおおむね失敗したと評されてきた。だがこの日の発射は「かなりの進展」(韓国の専門家)といえそうだ。「21世紀軍事研究所」のリュ・ソンヨプ専門委員は「この程度なら、きょうの北のICBMは米本土の打撃が可能なレベルと見なせる」と述べた。

 今月3日に発射したミサイルは最高高度約1920キロ、飛行距離760キロ、最高速度はマッハ15程度だったとされる。2段目の分離には成功したが、飛行中に推力が弱まり充分な速度を保つことができず、飛行に失敗したと分析されている。

 北朝鮮はこの日、前回の失敗を挽回するとともに、米本土を射程に収められると誇示することで拡大抑止強化に向けた韓米日連携への反発を示したといえる。米国への圧力を最大限強めるほか、核保有国をアピールする狙いもありそうだ。

 火星17の全長は推定22~24メートルで、世界最長のICBMといわれる。1段目のエンジンを2対・計4基に増やし、2段目の液体燃料エンジンも新型に取り替えることで、既存のICBMから推力向上を図ったとみられる。また、核弾頭2~3発を搭載できる多弾頭搭載型として開発された。目標の上空で弾頭を分離させれば、米ワシントンとニューヨークを同時に攻撃することができるという。

北朝鮮が新型ICBM「火星17」の発射実験に成功したとして3月に公開した映像に登場したミサイル=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

北朝鮮が新型ICBM「火星17」の発射実験に成功したとして3月に公開した映像に登場したミサイル=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

mgk1202@yna.co.kr

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