闘病中の坂本龍一が6年ぶりニューアルバム 韓国でも来年1月発売
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2022.11.21 16:17
【ソウル聯合ニュース】日本の音楽家、坂本龍一が約6年ぶりとなるオリジナルアルバム「12」を、71歳の誕生日の2023年1月17日にリリースする。韓国でも発売される。韓国のレコード会社、C&Lミュージックが21日、伝えた。
坂本はがん闘病中で、ニューアルバムには昨年3月の大きな手術後に録音した曲の中からえりすぐった12曲を収めた。制作日が各曲のタイトルになっている。坂本は、手を加えずそのままを伝える、今の自分の音だと紹介している。
アルバムのアートワークは韓国出身の現代美術家、李禹煥(イ・ウファン)が担った。
坂本は1988年に映画「ラストエンペラー」(1987年)でアジア人初の米アカデミー賞作曲賞を受賞するなど、多くの映画音楽も手掛けた。2017年公開の韓国映画「天命の城」の音楽監督を務め、18年の釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞した。
2014年に中喉頭がんを患い、21年1月には直腸がんの治療を受けていることを公表した。
mgk1202@yna.co.kr
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