韓米日外務次官が電話協議 北のICBM受け個別措置調整へ
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2022.11.22 14:18
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙賢東(チョ・ヒョンドン)第1次官と米国のシャーマン国務副長官、日本の森健良外務次官は22日に電話協議を行い、北朝鮮の18日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を非難して対応を議論した。
韓国外交部によると、3氏は国連安全保障理事会での措置とは別に韓米日の各国が個別措置を検討し、調整していくことで一致した。個別措置は独自制裁を意味するものとみられる。韓国政府は北朝鮮のICBM発射を受け、独自制裁を検討しているようだ。
3氏は21日午前(日本時間22日未明)に開かれた国連安保理の緊急会合で3カ国が緊密に連携したことを評価し、安保理での追加措置のため引き続き努力することを申し合わせた。
韓米日の外務次官が電話協議を行うのは7日以来となる。
協議では北朝鮮の違法なICBM発射を強く非難し、韓米日の協力が重要であることを改めて確認。北朝鮮の度重なる挑発を受け、韓米連合防衛体制と韓米日の安全保障協力の強化で対応する方針で一致した。
一方、13日にカンボジア・プノンペンで開催された韓米日首脳会談で共同声明が採択されたことを踏まえ、朝鮮半島やインド太平洋、国際社会の平和と安定、繁栄のため各レベルで連携を拡大する方針を確認した。
kimchiboxs@yna.co.kr